情報を容易に知り得るネット時代でも、薄毛に対する偏見は相変わらず

私が婚活をした時代は3K(高収入・高学歴・高身長)の男性がもてはやされており、結婚をした旦那も一応3K。
3Kの彼を、まずは母親に会わせると、「貴方が良いなら別に良いけど」と奥歯に物が挟まった言い方をされた、次は妹に3Kの彼を会わせると失笑された。
私、「彼じゃダメなの?」
母親、妹、「ダメじゃないけど・・・」
私、「ハッキリ言って」
母親、「貴方の彼氏、将来ハゲるわよ」
そんなこと言われなくたって分かっている、出会った時の彼は既にオデコが後退していたから。
オデコが後退していようが、流行りの3Kと結婚をしたかった私は彼と結婚をした。
結婚式で初めて彼の親族を見た、笑うのをグッと我慢した、なぜなら、彼の男性親族は殆ど薄毛だったから。
薄毛が遺伝することは知識で知っていたが、まさか目の当たりにするとは。
髪が薄くなっても良い、高収入の彼なら薄毛治療が出来るから。
しかし、思っていた以上にイクモアプレミアム公式はお金が掛かる、治療を断念したら再び髪は抜け始める。
旦那は薄毛治療を断念した、なぜなら、私までもが薄毛になってしまったから。
薄毛になったことを母親や妹に相談すると、母親らがまず調べたのは「薄毛は感染するかどうか」。
薄毛が感染しないと知ると、母親らは私に会いに来てくれた。
会いに来てくれた母親が最初に言ったのが、「私の身内に女性の薄毛はいないわよ」、それを聞いていた父親が「俺の身内だって女性の薄毛はいないよ」。
私、「やめて、こんな時に責任転嫁は!」
遺伝による薄毛でないことも調べて分かっている、私のことを思って妹が昆布を買って来てくれたのだが、旦那には3食とも昆布を食べさせており、それでも旦那は薄毛が拡大しており、昆布が髪に良いとは思えない。
2人分の治療は大変なため、私だけ薄毛治療を受けさせてもらっている、私だけ治療を受けさせてくれる優しい旦那に感謝。